健やかで明るい未来を

現代人の健康について考える

生活習慣病を予防して健康な毎日を

健康日本21では生活習慣病に関する目標も掲げています。生活習慣病とは、ウィルスや有害物質による外的要因によるものや、遺伝的要因によるものと違い、食事や運動などの生活習慣からなる病気のことです。そのため、生活習慣を見直すことで、病気を予防することができることがわかります。生活習慣病の要因となるものには、食事や運動のほかに、休養や喫煙に飲酒なども含まれます。どれもバランスが悪いと健康を損なう要因になるため、見直す必要があります。生活習慣病の代表的なものには、肥満や高血圧、2型糖尿病に痛風、肺がんや大腸がんに歯周病やメタボリックシンドロームなどがあります。生活習慣以外の要因には、加齢が関係していることもあります。そのため、若いころと同じ食事をしていては、病気の発症の原因になってしまうのです。生活習慣病は自覚症状がわかりにくく、自分は普段と同じ生活を送っているだけと思っているので、健康診断などで生活習慣病と言われると、気分を害する人も少なくありません。

そんな生活習慣病を予防するために見直す点は、生活習慣病の要因である食事と運動と睡眠、喫煙と飲酒です。3食きちんと栄養バランスの良い食事を心がけたり、野菜から先に食べるなど順番を変えてみたり、エスカレーターを使っていたところを、階段を使うようにするなど適度に運動になるような行動を心掛けたり、毎日質の良い睡眠がとれる環境作りをしたり、禁煙や過度な飲酒をしないように気を付けるなど、今までの日常生活を見直します。そして健康的な生活を習慣化することで、無理なく生活改善が行えます。